あなたは洋服をコーディネートする時、
まず最初に何を考えますか?
色の合わせ、サイジング、全体的なバランス。
もちろん大事な事です。
ですが最初に考えるべき事はTPOです。
TPOについて
TPOとは時と場所、
場合に応じた服装が出来ているかどうかという意味です。
初デートに行く服装、
パーティーに行く服装、目上の人に会いに行く服装、
など、シチュエーションによって
コーディネートを分ける必要があります。
当たり前と思うかもしれませんが
意外と出来ていない人が多いんです。
僕が仕事でスタイリングをする時、
一番最初に打ち合わせで話す事がこのTPOです。
そこからイメージを膨らませてコーディネートを完成させていきます。
この人はデート用のオシャレをしたいのかな?
- デートで行く場所は遊園地?
- ドライブ?
- キャンプ?
この人は仕事用のオシャレをしたいのかな?
- 上司と食事に行く?
- 取引先の人と商談に行く?
- 大事なプレゼン用?
など、その人の状況をしっかりと聞いてから、
コーディネートをしていきます。
TPOに合わせる事で、
その人がその時、最も輝けるコーディネートができるからです。
今後、あなたが着る服をコーディネートする時はまず、
"TPOに合わせる"ということを意識してみてください。
自分の”コンプレックスを生かす”コーディネート
体型や輪郭など誰にもコンプレックスはあるものです。
例えば(僕もそうなんですが)身長が低い。
顔が大きい、なで肩、老けてみえる、など色々な悩みがあります。
でもそれは着る服によってカバーする事ができるし、
逆にそのコンプレックスを活かして
格好よくコーディネートする事だって可能です。
僕は数多くの人をコーディネートさせてもらっているうちに
その人の特徴を活かし、何が似合うのかを判断出来る能力を身につける事ができました。
もちろんコンプレックスをカバーするスタイリングも出来ますが、
無理やり隠そうとすればコーディネートのバランスが悪くなり
余計目立ってしまいやすくなります。
一番は、コンプレックスを無理やり隠すのではなく、
全体のバランスを意識してコーディネートをするのがいいと思っています。
例えば、足が短い、背が小さい、といった理由で、
サルエルパンツ(股上が深いパンツ)が苦手と言う人が多いです。
サルエルパンツはどうしても股上が深い分、人の目線は下にいってしまいます。
そこでそれを回避する方法として、トップスを重ね着きにしたり、
柄シャツやボーダーのトップスを着ることによって
人の目線を上に持ってこさせる事ができます。
とういうように、コンプレックスを活かして
コーディネートすることなんていくらでも出来るのです。
ちなみにサルエルパンツは
元々民族衣装から生まれたアイテムなので
エスニック系のアイテムがとても相性が良いです。(ただし無地に限る)
せっかくなので2つ程、参考例をあげておきますね。
参照元:http://bit.ly/2AQcVfE
参照元:http://bit.ly/2A1iRVV
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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